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忘れがたき中学生・遼の驚がくショット 時松隆光は石川に食らいつく

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 2日目(13日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

大勢のギャラリーに自分のスタイルを印象付けるには絶好の機会だった。24歳の時松隆光が通算7アンダーの2位タイで決勝ラウンドに進んだ。単独首位に立つ石川遼との同組で予選ラウンドをプレーし「66」、「69」と2日続けてアンダーパーをマーク。ジュニア時代から親交のある2歳年上の先輩に懸命についていった。

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ショットの豪快さではかなわないことは知っている。昨季までにツアー2勝を挙げた時松は、石川の隣で少ないチャンスを黙々と生かし続けた。2日目は、3つのパー5をすべて3オン1パットのバーディとして着実にスコアメーク。優勝戦線に残り「風が一方向から吹かずに大変だったが、なんとか耐えて、耐えてという感じだった。(スタート前に)『アンダーパーで回れればきょうは上出来だ』と思っていた」と納得した。

「ついて行こうと思って、いつもより必死に振っていきました」と笑うが、1Wショットでは石川に20yd以上の差をつけられることもしばしば。ただ「僕はそれを受け入れているんで」とも言った。

予選36ホールを通じたフェアウェイキープ率は全体2位の75%。ステディなゴルフが持ち味だ。その姿勢から醸し出される“強さ”を痛感したのが、隣の「石川先輩」にほかならない。「ゲンちゃん(時松の愛称/本名は源蔵という)は自分の球筋を信じて、揺らぐことなく、受け入れながら自分のゴルフをやっている。ツアーの上位にいる選手はそういう強さがあると思った」とたたえた。

時松は中学1年生のとき、石川と初めて一緒に回った光景を今でもはっきりと覚えている。滋賀県で行われた春の全国大会の初日。同組でプレーし、270yd先の池も越えていく1Wショットに驚がくした。ただ、今はあのときほどの差はないとも信じられる。「自分は小さいクラブで対抗するしかない」と、4打差を追って対抗する術は明確だった。(三重県桑名市/桂川洋一)

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