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誤情報で奮起? 小平智は池ポチャバーディ締めで連続2位

◇国内男子&アジアン◇レオパレス21ミャンマーオープン 最終日(28日)◇パンラインゴルフクラブ (ミャンマー)◇7103yd(パー71)

「噛み合わなかった」3日目までのイライラが、最後に一気に解消された。小平智が3アンダーの18位タイから8バーディ、ボギーなしのベストスコア「63」をたたき出し、通算11アンダーとして2位タイでフィニッシュした。

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第2打をピンそば1mにつけた1番から3連続バーディを奪い、あっという間にスコアを伸ばした。16番までに7バーディの猛チャージをかけると、最終18番(パー5)でスーパープレーが飛び出す。残り245ydから2オンを狙った5Wでのショットは「左からのフォローだったのが、急にアゲンスト気味になった」という不運もあり、グリーン手前の池に。フェアウェイへのドロップ後、「(1パットの)パーを獲ることに集中した」と、切り替えて臨んだ80ydの第4打がカップに飛び込み、バンザイをして喜んだ。

優勝争いから遠い位置でスタートしたこの日は、“誤情報”も力になったという。スタート前に「5位以内に入れば、次週の欧亜ツアー共催のメイバンク選手権に出られる」という話を耳にして奮起。意気揚々とホールアウトしたが、小平はアジアンツアーのメンバー登録をしていないため、5位以内でも出場権がないことが判明した。

「それ(来週の出場権)をモチベーションにやっていたんですけど…。(テンションを)上げて、落とされた感じです! なんだそれ!みたいな…(笑)。でも結果的に良いモチベーションでできた。しかも最後はオマケつき。あんなこともあったので、逆に良かったです」

前週の「SMBCシンガポールオープン」に続く2位タイでのフィニッシュ。今大会の世界ランキングポイントは優勝者に19ptが付与され、多くの日本ツアー単体の試合よりもわずかに多い配分。前週42位に浮上させたランキングは、同週開催の他ツアーの成績によっては35位前後に上がる可能性もある。3月末に50位以内を死守すれば、年末に手からこぼれ落ちた「マスターズ」出場権をものにできる。

「年末より気持ち良くゴルフができている。今はどれだけでも伸ばさないといけない位置。年末は“50位以内に入らないといけない”というつらいゴルフだった。いまはノビノビできている」。1週間のオフを挟み、2月8日(木)開幕の欧州ツアー「ISPS HANDA ワールドスーパー6パース」で再始動する。一時帰国中は「寒い日本で体調を崩さないように。大事な試合が続くので万全な状態で臨みたい」と意気込んだが、その前にやりたいことがる。「髪の毛をずっと切ってない。『ヘルメット』って言われてます。帰ったらすぐに切りたい」。ハワイから続いた年明け3連戦の疲れが取れれば何よりだ。(ミャンマー・ヤンゴン/桂川洋一)

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2018年 レオパレス21ミャンマーオープン



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