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小平智 世界ランク42位浮上にも「気は抜けない」

◇国内男子&アジアン◇レオパレス21ミャンマーオープン 事前情報(24日)◇パンラインゴルフクラブ (ミャンマー)◇7103yd(パー71)

小平智は前週「SMBCシンガポールオープン」の2位タイを受け、最新世界ランキングで42位に浮上。3月末時点で50位以内をキープしていれば、メジャー初戦「マスターズ」の出場権を確保できる。今週はさらなる浮上を狙ってミャンマーへ。1Wショットの復調気配も実感している。

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約1カ月ぶりにマスターズ“出場圏内”に再び入った小平には「まだまだ気は抜けないです」と安心した様子はなかった。昨年末に51位にはじき出され、オーガスタ行きをいったん逃した苦い経験がある。前週も、より高い世界ランクポイントが付与される単独2位でフィニッシュできたかと思いきや、後続のショーン・ノリス(南アフリカ)が最終18番(パー5)でバーディを決めて並ばれた。「もっともっと伸ばさないといけない。厳しい状況は続きます」と表情は緩まなかった。

油断できる状況ではないとはいえ、シンガポールで調整した1Wには自信が備わってきた。「(昨年秋にヘッドが割れた)エースドライバーまではいかないですけど、曲がらなくなった。これならどこでも戦える」。今大会の後は1週のオフを挟んだ後、オーストラリア、メキシコ、そして米本土に向かう。「年末よりはプラスなことが増えてきた。良い流れになってきた。この感じなら、(マスターズに)行けそうだな…と思える」

ミャンマーは前年9位。「グリーン周りからが難しい。芝の目が強くて、下りは速い、上りは遅い、横からはすごく切れる」と手を焼いた記憶の方が鮮明だという。「フェアウェイからもフライヤーすることがある。(芝の長さが)均等じゃないところは難しい。けれど、こういうところでもスコアを出していかないと。コース自体は嫌いじゃないんで」。オーガスタにたどり着くまで、小言はこぼしていられない。(ミャンマー・ヤンゴン/桂川洋一)

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2018年 レオパレス21ミャンマーオープン



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