時松隆光が首位浮上 石川遼は2戦連続予選落ち
2017年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/19〜10/22 場所:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)
片岡大育が次週WGC出場権を獲得「本当にラッキー」
◇国内男子◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 3日目(21日)◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)◇7119yd(パー71)
次週26日(木)に中国・上海で開幕する「WGC HSBCチャンピオンズ」(シェシャンインターナショナルGC)に片岡大育が繰り上がりで出場することが決まった。世界選手権シリーズ参戦は初めて。
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今週の日本ツアー「ブリヂストンオープン」期間中、片岡は日本ゴルフツアー機構(JGTO)を通じ、辞退者が出て出場が決まったことを伝え聞いた。電話口で思わず「ヤッター!」と声を上げるほど歓喜。「本当にラッキーです。運が良くて入れた。心が救われました」と満面の笑みを浮かべた。
片岡は9月、日本とアジアンツアーの共同主管競技「アジアパシフィック選手権 ダイヤモンドカップ」で優勝。前週の米国・アジアンツアー共催「CIMBクラシック」への出場権獲得が濃厚となっていたが、同週の「日本オープン」への事前の出場エントリーを取り消した場合、主催の日本ゴルフ協会(JGA)が罰則処分の対象とすることを明言し、片岡は「CIMB―」出場を断念。その経緯があっただけに、世界への扉がもう一度開いたことを喜び「『CIMB―』はペナルティを受けてでも、行けばよかったと考えたりしていたんです」
アジアを手始めに海外進出を狙う片岡は、4日間予選落ちのないWGCで“完走”さえすれば、最下位でも例年実績で4万ドル以上を獲得。現在9位にいるアジアンツアーの賞金ランキングで上位を確保できれば、来季は欧州ツアーの試合に複数出場できる可能性も高まる。シーズン最終戦「インドネシアマスターズ」(12月14日開幕・ロイヤルジャカルタGC)での“一発逆転”を狙っていたこともあり、「(HSBC―出場は)意味合いが大きい。来年に向けて全然違ってくる」と話した。
なお、次週に出場を予定していた国内ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」(兵庫・ABCゴルフ倶楽部)はエントリーを取り消して欠場するが、事前にその旨を把握していたJGTOと主催者側は、片岡に罰を課さないことを決めた。
日本勢はすでに前年大会覇者の松山英樹、欧州ツアーでポイントランキング上位(レース・トゥ・ドバイ)の谷原秀人、日本ツアーから賞金ランキング上位の資格で今平周吾が出場を決めていた。(千葉市緑区/桂川洋一)
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