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池田勇太は4年連続の最終日最終組へ 「勝てなきゃ意味ない」

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 3日目 (14日)◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース(岐阜)◇7180yd(パー70)

ゴルファー日本一の称号を争うナショナルオープンは、2013年から昨年まで4大会連続で最終日最終組を回る2人から優勝者が出ている。そのうち、14年に優勝した池田勇太は15年、16年も同じ組でタイトルを争い、いずれも2位に終わった。そして今年は4年続けて、最終組で最終日をプレーする。54ホールを終え、後続にダブルスコアの5打差をつけて―――。

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2位に3打差をつけてムービングデーを出た池田は、出だし1番で3パットボギーを喫した。2番(パー3)で3mのチャンスを逃し、混戦状態を自ら演出するかに思われたが、アウトでその後2バーディを決めてトップを快走した。

333ydと短いパー4の11番では、1Wを振り切って狭いフェアウェイに運んだ。「全然(芯に)当たらなくて。バンカーの手前に止まってくれたのが逆に幸いだった感じ」とウェッジで寄せ、ここから2連続バーディ。さらに15番(パー5)では、花道からの3打目をウェッジでチップインさせ、イーグルを奪った。

3日目を終えてただ一人2ケタアンダーと、ここまでは異次元のスコアメークを展開した。3年ぶりの大会優勝、今季3勝目にも前進したが、上がり3ホールでの2ボギーが気に入らない。ホールアウト後、第一声で「やってきたことが台なしだよ」と吐き捨てた。

「一日の締めくくり。せっかく良いゴルフをしてきたのに。こういう上がり方をしていたら、競っているときに勝てない」。残り18ホールのマネジメントはまだ、頭にはない。「上がりの2つのボギーをすぐに消すようなゴルフをしていかなきゃいけない。最後くらい納得のいくゴルフをして勝ちたいなと思う」。結果に勝る内容を求めた。

4年連続の最終日最終組にも「勝てなきゃ意味ないでしょ。そこで回ろうが、回るまいが。それだけじゃないですか」と淡々。最終日を2打差以上の首位で迎えた過去6戦はすべて逃げ切りに成功しているが、勝利の手前の“勲章”に興味はない。ゴールテープは目の前だ。(岐阜県関市/桂川洋一)

<池田勇太の日本オープン最終日最終組プレーバック>
2014年】3日目を終えて3打差の首位に立ち、片山晋呉と回った最終日は「72」(パー70)でプレー。片山と小平智に1打差をつけて大会初優勝。

2015年】小平智を2打差の2位から追って最終組で「71」(パー72)。2打差の2位のまま小平に連覇を阻まれた。

2016年松山英樹を1打差の2位タイから追った最終組で「71」(パー70)。3打差の2位タイで松山に敗れた。

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