宮里優作、藤田寛之らが2回戦へ 1回戦の半数順延
2017年 ISPSハンダマッチプレー選手権(1回戦・2回戦)
期間:08/01〜08/02 場所:浜野ゴルフクラブ(千葉)
若手2人が圧勝 大学時代に培ったマッチプレーの経験値
◇国内男子◇ISPSハンダマッチプレー選手権 1回戦(1日)◇浜野ゴルフクラブ (千葉県)◇7217yd(パー72)
名門大学時代に多くのマッチプレーを経験した若手2選手が完勝した。東北福祉大出身で26歳の塩見好輝は4&3で塚田好宣を、日本大出身で24歳の堀川未来夢は6&5でタンヤゴーン・クロンパ(タイ)を破った。互いに格上との対戦となる2回戦に進出した。
<< 下に続く >>
ホストプロの塩見は1ダウンで迎えた前半5番から流れに乗った。バーディを奪って振り出しに戻すと、9番まで計5連続で獲って4アップ。「調子も悪くなかったし、ショットもまっすぐ行っていたので」と一気に勝負を決めた。
一騎打ちのフォーマットは「スコアを考えなくていいから楽。やりやすい」。主将を務めた大学時代は、春のリーグ戦を同方式で戦うなど経験も十分だ。「4年間やってきた。あんまり相手を意識しないでやっている。あすも勝って本戦(3回戦)にいきたい」とキム・スンヒョグ(韓国)との2回戦を見据えた。
同じく大学時代に同方式で戦った堀川は「5日間で10マッチもやっていた。(マッチプレーは)好きな方です」とキッパリ。一昨年のツアー外競技「ネスレマッチプレーレクサス杯」で石川遼を破る金星を挙げてベスト8入りするなど、ゴルフ界で名を広めたのもマッチプレーだった。
「気をつけるのは変に攻めたり守ったりしないこと。パーを拾っていってチャンスで獲るとアップになっていることが多い」。この日もボギーをたたかない展開で終始優位に進めた。「あしたはあしたの風が吹くので、また頑張ります」。3回戦進出をかけて日本3勝のハン・ジュンゴン(韓国)と対戦する。(千葉県市原市/林洋平)