今平周吾が首位発進 3連勝かかる宮里優作は静かなスタート
2017年 関西オープンゴルフ選手権競技
期間:05/18〜05/21 場所:城陽カントリー倶楽部(京都)
“ノルマ5勝”は無理ゲーか!?今平周吾が初の単独首位発進
◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 初日(18日)◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇7037yd(パー71)
今季国内開幕から4戦でトップ10入りが3回の今平周吾が、今週も好スタート。フィールドただ1人のノーボギーラウンドで4アンダー「67」とし、自身初の初日単独首位に立った。
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最大のピンチは最終18番。ティショットを大きく右に曲げて、距離の残った打ち上げの2打目はグリーン手前のバンカーへ運ぶのが精一杯。だが、そこから1mに寄せてスコアカードの無傷を守った。「ピンチは18番だけですね。それ以外はそこまでのピンチは(なかった)…」。
コースは高低差があり、ラフが深く、グリーンが硬い。フェアウェイを外すと、パーオンさせるのも至難の業だ。「ショットの正確性が求められるので、嫌いなコースじゃない」と今平は言う。ターゲットをピンポイントで狙っていくゴルフは、得意とするところだ。
初優勝が待たれる24歳。その期待は、今年から契約したヤマハからも聞こえてくる。同社の今季のスローガンは、契約選手で年間10勝を目指す“ウィニング10プロジェクト”。先輩プロの谷口徹からは、今平のノルマは半分の5勝だと言われている。「まだ1回も勝っていないんですけどね」と苦笑いを浮かべたが、「若い人が活躍しないといけないというのは感じている。頑張りたいですね」と、激励として受け止めた。
今週は「東建ホームメイトカップ」に続いて、女子大生キャディの若松菜々恵さん(21歳)がバッグを担ぐ。「キャディがいなかったので」という今平だが、アップダウンの激しい過酷なコースには「可哀想ですね」と相棒を思いやる言葉も。何よりの報酬は、好成績に違いない。(京都府城陽市/今岡涼太)
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