「中日クラウンズ」初日成績
2017年 中日クラウンズ
期間:04/27〜04/30 場所:名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知)
レジェンドとの共演 20歳の星野陸也は緊張の2オーバー
◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(27日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)6545yd(パー70)
74歳の青木功と70歳の尾崎将司の5年ぶりの共演に加わった星野陸也は「すごく緊張しました」という初日のラウンドを1バーディ、3ボギーの「72」。2オーバー48位タイのスタートに悔しさを募らせた。
<< 下に続く >>
大ギャラリーにはもう動じない。ただこの日は、ロープ内での緊張感が格別だった。スタートの1番では、ティグラウンドで異例の記念撮影が実施される普段とは違うムード。20歳は2番(パー5)で見せた300yd超の1Wショットなど、序盤から攻める姿勢を見せたが、前半アウトで1オーバーと伸び悩んだ。
後半10番で3mを沈め、青木から「やっとバーディを獲れたな」と声をかけられたが、これがこの日3人で奪った唯一のバーディに。「ショットの調子がせっかく良かったのにバーディをなかなか獲れなかった。流れを作れなかった」と好発進を逃した。
自身の祖父母ほどの年齢のレジェンド2人。往年の技はわずかでも肌で感じることができた。6番で青木とともにグリーン奥からのアプローチとなった際、星野は迷わずウェッジを持ったが、青木はわずかな左足下がりの難しいライからフェアウェイウッドで転がした。「チョー(超)、スピンをかけるホールもあって、色んな技があると思いました。自分も試合でできるようになりたい。ジャンボさんも途中、本気で振っているところもあって、飛ばし屋という昔の姿が見えました」と言う。
昨年夏にプロ転向し、昨年の最終予選会をトップ通過。今月初旬には下部ツアーで早速優勝した。この日の同組ラウンドも周囲の期待の表れ。それを感じているだけに、ここで満足はできない。「あしたは自分の調子とコースマネジメントを組み合わせて頑張りたい」。2人の目に焼き付けたいものは、まだある。(愛知県東郷町/桂川洋一)
- 松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
-
注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのiPhoneへお届けします。
● 各ツアーの速報をiPhoneへ配信!
● 見やすいフォントサイズに変更できます!