50歳の鉄人マークセンが17年初戦を制す 20歳・星野が2打差6位
2017年 SMBCシンガポールオープン
期間:01/19〜01/22 場所:セントーサゴルフクラブ(シンガポール)
対照的な2人 小平「これからにつながる」谷原「すべてイマイチ」
◇国内男子◇SMBCシンガポールオープン 最終日(22日)◇セントーサGCセラポンC(シンガポール)◇7398yd(パー71)
最終ラウンドを首位と2打差でスタートした小平智と谷原秀人。小平は「71」で通算7アンダー、谷原は「72」とスコアを落とし通算6アンダーへ後退。それぞれ6位タイ、9位タイでフィニッシュし、今季の開幕戦制覇はならなかった。
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「残念だけど、1日を通してそんなに悪いゴルフはしていない。良いパーセーブもできていた」と小平は言う。風が吹き抜ける海峡沿いの5番では、アプローチを3mにつけてパーセーブ。続く6番は「フォローが横風より強かった」と、2打目がグリーン右奧のハザード内まで飛んで「びっくりした」という状況。だが“カチッ!”という小石がかんだ音とともに4mに寄せると、このパーパットもしぶとく沈めた。
「いままでの自分だったら簡単にボギー、ダボにしていたと思う。冷静にできたし、成長を感じられた」とうなずいた。「少しかみ合わない部分もあったけど、そういうところを試合勘で補えば、おのずと上に行けると思う」と、収穫多い一週間に前を向く。「良いフィニッシュだったので、これからのゴルフにつながっていくと思う」。
一方の谷原は「このバーディ数じゃ無理でしょう。(第3ラウンドの残りと合わせて)21ホールを回って1つじゃ悲しい」と自嘲した。「グリーンが攻略できなかった。入ったかなと思って打っているのに決まらない。力がないです」とうなだれた。
「すべてに関してイマイチ。ハワイもそうだし、ここもそう」。次週のミャンマーを経て、「マスターズ」出場となる世界ランク50位以内を目指す戦いは続いていく。「きょう終われて良かった…」というのが、谷原にとってのわずかばかりの慰めだ。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)
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