賞金王&賞金シード大詰め 男子2日目成績表
2016年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/24〜11/27 場所:Kochi黒潮カントリークラブ(高知)
堀川未来夢がシード喪失も「QTは自信がある」
◇国内男子◇カシオワールドオープン2日目(25日)◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7315yd(パー72)
賞金ランク上位75人(※)の来季シードを争う最終戦は2日目を終え、通算2オーバーまでの66人が決勝ラウンドに進出。いずれもシード圏外で予選落ちした堀川未来夢(84位)、横田真一(97位)、河井博大(119位)のシード喪失が決まった。
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堀川は2014年にツアープロに転向した23歳。ルーキーイヤーの昨季は「ブリヂストンオープン」で2位に入るなど賞金ランク41位で初シードを決めたが、2年目の今季はトップ10が1回のみと低迷が続き、2年連続のシード確保はならなかった。
「1年目は勢いで乗り切れたけど、2年目はいろいろと考え過ぎてしまった」。今季は弾道を上げて飛距離を伸ばすスイング改造に取り組んだが、「なかなか上手くいかずに試行錯誤が続いた」と、前半戦から予選落ちが続いた。スイングを戻した8月下旬からは安定感を取り戻したが、シード圏内に滑り込むまでには至らなかった。
来季の出場権は、12月1日から6日間にわたって行われるファイナルQTの結果に委ねられたが、「QTは自信もあるし、プラスに捉えて、単独トップで通るくらいの気持ちで行きたい」とまっすぐ前を見ている。同世代には台頭著しい今平周吾、大堀裕次郎らがおり、堀川も初優勝が待たれる若手の1人。この逆境を跳ね返し、3年目の飛躍へとつなげたい。(高知県芸西村/塚田達也)
(※)義務試合数に満たない7選手が対象から除外されるため、今季は賞金ランク82位まで繰り下がる。
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