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藤田&谷口も脱帽 時松隆光の相手はきょうもあしたも賞金王

22歳の勢いが止まらない。国内男子のツアー外競技「ネスレマッチプレーレクサス杯」2日目に、大会初出場の時松隆光が2回戦で藤田寛之に3&1、続く3回戦も谷口徹にも3&1で勝利。歴代賞金王の2人を続けて破り、あす最終日の準決勝進出を決めた。

もはや波乱ではないのか。初日には前年優勝の武藤俊憲に勝利するなど、いずれも大物を打ち破っての3連勝。ベスト4に勝ち残り、1億円の優勝賞金獲得も現実味を増してきたが、「まったく考えていません。もうすぐ“実力”が出ると思うので(笑)」とあくまで無欲を強調した。

その中でも、好調なパットで「相手にダメージを与えられている」という手ごたえはある。2回戦では、1ダウンで迎えた前半4番(パー3)で3mの上って下るスライスラインを読み切り、「あれが大きかった」とオールスクエアに戻すバーディ。3回戦でも1アップで迎えた後半16番(パー3)で6mのフックラインを最後の1転がりでバーディパットを沈め、2アップとして勝負を決定づけた。

試合巧者のベテラン2人も目を見張った。藤田が「ショット、アプローチ、パットとあまり穴がない。非常に良いプレーを見た」と賛辞を並べれば、谷口も「16番でやられたわ。パーパットも1回も外していなかった」。ともに逆転の糸口を見つけられないまま、1ホールを残して敗退した。

時松が準決勝で相対するのは、2014年の賞金王・小田孔明。3マッチ連続で歴代マネーキングとの対戦が決まり、「何とか太刀打ちしたい」と表情を引き締めた。開幕前は「僕が一番、下だと思う」と弱気ものぞかせていた中で展開する下剋上の連続。いまや、1億円獲得の有力候補だ。(北海道恵庭市/塚田達也)

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