今田竜二が1打差2位タイ発進 チェ・ホソン首位
2015年 HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP
期間:11/05〜11/08 場所:総武カントリークラブ 総武コース(千葉)
今田竜二の真骨頂 9回の“寄せワン”パーで2位発進
米国のファンをも唸らせたショートゲームが冴えての好スタートだ。国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」初日。米国ツアーを主戦場にする今田竜二が6バーディ、ノーボギー「64」(パー70)でプレーし、首位と1打差の6アンダー2位発進を切った。
「スコアだけ見ると、かなり満足です」。そんな奥歯に衣着せる物言いも、プレー詳細の数字を見るとうなずける。「ショットは全然ダメ。グリーンを外して、寄せて、という感じだった」。前半13番から7連続で1パットのパー。計9ホールでグリーンを外しながらも“寄せワン”でパーを拾い続け、スコアカードの見えない部分にピンチの連続が隠れていた。
<< 下に続く >>
体格差がある海外選手と戦う上で、ショートゲームは今田の生命線だった。特に秀でていたのがバンカーセーブ率だ。「AT&Tクラシック」で初優勝を飾った2008年には全体16位(57.24%)を記録。ガードバンカーから寄せたカップまでの平均距離では、2006年に全体4位(2.21m)をマークし、米国ツアー切ってのバンカー巧者として鳴らした。
この日も、16番、17番、1番とガードバンカーに入れながらもピンチを回避。17番と1番ではいずれも3mのパーパットをねじ込み、粘り強くノーボギーのラウンドへとつなげた。「僕はショットが上手い方ではない。ショートゲームで稼げないと上位にはいけない」。猛者ぞろいの米国ツアーで磨きをかけたプレースタイルを、今季4試合目となる日本ツアーの舞台で体現してみせた。(千葉県印西市/塚田達也)
- 松山英樹や石川遼の活躍をiPhoneへお届け【GDOゴルフ速報アプリ】
-
注目度が高まっている米PGAツアーや、国内男女ツアーなどの試合速報をいち早くあなたのiPhoneへお届けします。
● 各ツアーの速報をiPhoneへ配信!
● 見やすいフォントサイズに変更できます!
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!