松山&石川世代 23歳のコブクロが首位争いへ
2015年 東建ホームメイトカップ
期間:04/16〜04/19 場所:東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)
9位浮上の小平智 ジャンボとの初ラウンドに感銘
身を切るような寒さと、刻々と勢いを増す強風に見舞われた「東建ホームメイトカップ」2日目。午前スタート組が大きく順位を上げる展開の中、午後スタート組の小平智が4バーディ、1ボギー「68」でプレー。通算4アンダーは首位と3打差に詰め寄り、9位タイで決勝ラウンドに進出した。
正午までは4m/s前後にとどまっていた平均風速は、午後になり5~7m/s前後にアップ。午後組に集中していた上位陣が停滞を強いられる中、「リズムが速くなるのがミスの原因」と、心掛けたのはゆっくりとしたリズム感。「ショットも良かったので、ストレスなく簡単にパーパットを打つことができた」と、価値ある3アンダーへとつなげた。
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ふがいないプレーをするわけにはいかなかった。開幕戦の予選2日間をともにしたのは、初の同組ラウンドという尾崎将司。「中嶋(常幸)さんと青木(功)さんは回ったことがあったけど、ジャンボさんだけなかった。同じ時代に生まれたからには回りたい人だった」。尾崎は第2ラウンドのハーフ終了後に風邪のため棄権したが、「2日間を回れてすごく良かった」と目を輝かせた。
国内最多のプロ通算113勝(うちツアー94勝)を誇る、別格の存在感。言葉を交わす回数こそ少なかったが、25歳の心には多くの訓示が刻まれたという。「何歳になっても上手くなろう、という気持ちがすごい。若い僕らに向上心がなくてどうするんだ、という感じです。見習っていきたい」と、無言の教えを真摯に受け止めていた。(三重県桑名市/塚田達也)
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