初の賞金王へ視界良好! 小田孔明が単独首位発進
2014年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
期間:12/04〜12/07 場所:東京よみうりカントリークラブ(東京)
「20代が頑張らないと」 25歳、小平智の意地
先週の「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」では、最終日を首位タイから出ながらも1組前で回る片山晋呉の「65」を、指をくわえて見ていることしかできなかった。「永久シードは違うなと。見せつけられましたね」。その悔しさからまだ一週間も経っていない。国内男子ツアー今季最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」初日、小平智が5バーディ、1ボギーの「66」(パー70)、4アンダーをマークして2位につけた。
唯一ボギーを叩いた16番は「ナイスショットが(上空の)電線に当たってしまって。打ち直したら左に曲げて、寄らず入らずのボギー。最悪でした」と顔をしかめた。だが、その前後でバーディを奪うなど、「それ以外は完璧」。
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現在、来季の米国ウェブドットコムツアー出場権を懸けたQスクールに挑戦中の小平は、この試合が終わった翌月曜日に日本を出て、11日(木)から米国フロリダ州で行われるファイナルQTに出場する。
「人より一週間長いので、それに向けて自信をつけたいというのもある」。今週が今季最終戦ではない。小平のモチベーションは、他の選手とは異なっている。
そしてもう1つ。「最近は40代が頑張っているじゃないですか。でも、マキロイとかファウラー、スピースとかみたいに僕ら20代が頑張らないといけないと思う。40代に追いつきたいじゃないけど、立ち向かいたい」。
未知の世界を目指し、さらなるレベルアップを志す若き力に、恐れるものは見当たらない。国内最終戦での活躍を手土産に、目指す米国へと渡りたい。(東京都稲城市/今岡涼太)
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