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苦手コースで好発進 藤本佳則は苦笑いの5位

愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで開幕した国内男子ツアー「トップ杯東海クラシック」初日。今季初優勝を狙う藤本佳則が“脱力系ゴルフ”で上々のスタートを切った。5バーディ、2ボギー「69」をマークし3アンダー。5位タイで2日目を迎える。

トップと3打差の発進に思わず「どうしたんスかね」と苦笑いした。同大会では過去初出場の2012年に予選落ち、昨年は13位に入ったが「苦手」と自認するのがこの三好だ。

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ツアーだけではなく、アマチュア時代の11年には同コースで行われた「日本アマチュアゴルフ選手権」で準優勝を挙げたが「何回も回って、イヤなところばかり覚えている。そういうのも含めて、イヤなんス」。打ってはいけない、行ってはいけない。そんなポジションだらけの伝統の難コースだけに、不安要素ばかりが蓄積されてしまうのがトッププロの頭の中だ。

対策は「得意じゃないから、あんまり期待しないこと。半分あきらめて、無欲で」。ディフェンディングチャンピオンとして臨む次週「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」、その翌週「日本オープン選手権競技」をはじめ、シーズンはようやく本格化。このタイミングで46歳のエースキャディ前村直昭には休養してもらっている。

同コースで60台が初めて出たが「まあ、頑張ってきまス」。気合いみなぎる表情…ではないけれど、伝統の大会の歴代優勝者に名を刻む資格はきっとあるはずだ。(愛知県みよし市/桂川洋一)

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2014年 トップ杯東海クラシック



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