石川遼が2打差に迫る!小田孔明が首位キープ 松山は3日連続「0」
2014年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント
期間:07/03〜07/06 場所:ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)
爆発の気配なく連日の「71」…松山英樹は8打差で最終日へ
北海道のザ・ノースカントリーCCで開催されている国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の3日目。22位から出た松山英樹は2バーディ、2ボギー、3日連続の「71」(パー71)に留まり、通算イーブンパーの23位で最終日へ。上位を脅かすムービングデーとはならず、首位との差は8打に開いた。
前半アウトで2ボギー、後半インで2バーディ。ナイスカムバックは予選2日間と同じならば、納得から遠い内容であることも、また同じだった。グリーン上では「パットのフィーリングも、距離感も合っていなかった」と、この日34パット。特に前半は、2回の3パットを含む19パットを費やし、フラストレーションが溜まるゴルフとなった。
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ショットへの自己評価も「昨日よりは良かったけど、納得ができる内容では到底ない」と厳しいもの。フェアウェイキープ率は71.43パーセント(10/14)、後半は1度しかフェアウェイを外さなかったが、「フェアウェイに行ったからといって、良いショットというわけではないですし」と、手に残る感触では理想に近づいた実感がない。スイングもフィニッシュが決まらない場面が数多く、結果的にチャンスにつけても最後の1打が決まらないので、気分一新のきっかけさえなかった。噛み合わせの悪さは「今週はまだ連続バーディが1回もなく、流れに乗れない」と、自身も気にかけるところだ。
ホールアウト後は18番グリーンサイドで長嶋茂雄・大会名誉会長と対面し、その足でドライビングレンジ、練習グリーンと渡り歩いた。「明日は最初からバーディ先行でいきたい」と、スタートダッシュを誓ってコースを後に。2週間後の「全英オープン」に向けても弾みをつけたい一戦。現在のポジションに甘んじたまま4日間を終えるつもりは、毛頭無い。(北海道千歳市/塚田達也)