松村道央が停滞 キム・ヒョンソンと首位で並ぶ 石川遼4位浮上
2014年 中日クラウンズ
期間:05/01〜05/04 場所:名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知)
師匠・谷口徹が7位浮上「(弟子の)松村を捕えたい」
2014/05/02 18:06
「和合は嫌いではない」と思っていた。だが、ここ2年は「なんで落ちるんやろう」と首を傾げながらの連続予選落ち。名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで開催中の「中日クラウンズ」2日目を通算4アンダー7位で終えた谷口徹は、3年ぶりに優勝戦線に絡んで迎える週末に、安堵に似た表情を見せた。
「ショートしたくないと思って安全に行くけど、手前に切られたピンが多くて、なかなか寄せにくかった」と、ツアー19勝を誇る名手・谷口も手を焼いたこの日のピンポジション。「(手前ピンが多すぎて)バランスが悪かった」とぼやくのは、その一因を作ったのが他ならぬ“弟子”の松村道央が初日に出した10アンダーだと思うから。
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「(どこを狙うべきか)葛藤があった」と振り返りつつ、初日「67」、2日目「69」とアンダーパーを並べ、「マネジメントじゃなく、セーフティの勝利」とほくそ笑んだ。
大会2日目、ホールアウトして記者達に囲まれると、前日の会見で松村が“師匠”のことにひと言も触れなかったのを、ここぞとばかりに突っ込んだ。「彼は、AKBの大島優子みたいに(僕から)卒業したらしいですよ」。「(松村が)優勝したら、子供も生まれるっていうし、家に入らないくらいの紙おむつを送りつけてやろうと思っています」。
とは言いながら、今オフの合宿を共にした弟子を「初めて上手くなったと思いました」と持ち上げることも忘れない。「アイアンでの捕え方とか、ドライバーも飛距離が伸びている」。
でも、やっぱり大人しく負けるのは癪にさわるのだ。「自分の持ち味を発揮して、松村を捕えたいと思います」と、弟子への宣戦布告は忘れなかった。(愛知県東郷町/今岡涼太)
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