国内男子ツアー フォトギャラリー
2013年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/24〜10/27 場所:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉)
首位発進にも・・・谷口節はお預け「今日はこのくらいで勘弁してください!」
国内男子ツアーで同一大会を5連覇したのは「九州オープン(1974年~78年)」の鈴木規夫と「中四国オープン(80年~84年)」の倉本昌弘の2人。次なる記録、3連覇したのは過去7人いる。そして8人目の達成者となるチャンスを持つ谷口徹が「ブリヂストンオープン」の初日に4アンダーをマークして首位タイとなった。
大会前日は「ショットもパットも良くない」と話していた谷口だが、この日はショットこそ本人の話のように安定しなかったが、5メートル前後のバーディパットが次々に決まった。「いいパットも入ったし、ピンチもしのげたので、久しぶりにゴルフをしている気分になりましたよ」と、ご機嫌モード。
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ショットに関しては「フェードを打ちたくていろいろ試しましたが、ストレート系でもいいかなと思い始めました。先週、青木(功)さんに、無理して曲げるなんて難しい考えは止めなさいって言われて。打てないフェードを永遠に練習するより自分の持ち玉を使うほうがいいかなって」と、発想を切り替えた。
そして、初日首位という位置に「自分は3連覇なんかできないと思っていたけど、2連覇して予選落ちした選手もいるから、俺もその部類に入っちゃうのかなと思っていましたよ(笑)。それくらい先週は良くなかったですからね」と序々にテンションを上げはじめた。
すると、おもむろに記者会見の場でテーブルに両手をついて頭を下げる谷口。「今日はもうこのぐらいで勘弁してください」。顔を上げ、ニヤっと笑った谷口は「これで明日変なスコア出したら、恥ずかしいから」と、明日への予防線を張って会見場を跡にした。
谷口のこの言葉、本調子ではないのに好スコアが出たことで、2日目以降も続けることができるか不安なのか。それとも、自信の裏返しであえて口にした冗談なのか。その答えは明日のスコアで確認するしかない。(千葉県千葉市/本橋英治)
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