【画像で見る】昨年大会は暗闇のプレーオフ
2013年 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central
期間:10/10〜10/13 場所:TOSHIN Golf Club Central Course(岐阜)
平塚哲二が6位浮上 次週日本OPも優勝候補?
岐阜県のTOSHIN Golf Club Central Courseで開催中の「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central」は、翌週に「日本オープンゴルフ選手権競技」を控える一戦。連日バーディ合戦の様相となっているが、多くの選手の頭の中にはやはり国内メジャーへの強い思いが見え隠れする。
41歳の平塚哲二にとっても、日本オープンのタイトルは最大級の魅力がある。那覇ゴルフ倶楽部で行われた昨年大会では、最後まで優勝争いを演じて3位に終わっただけに、虎視眈々とリベンジのチャンスをうかがうターゲットの大会だ。
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今季は序盤戦からアジア、日本の両ツアーで成績が芳しくなく、8月からは腰痛にも悩まされてきた。しかし前週までの3試合ではいずれもトップ20をキープ。そして今週は3日目に「66」を叩き出して通算13アンダーの6位タイまで順位を上げてきた。
単独首位の藤本佳則とは6打差で「小技でしのいでいる。自分的にはまだ優勝するレベルではない。パターがなかなか入らない」としながらも「調子は上向いてきているので、一番良い時に日本オープンに臨めるんじゃないか。やっぱりああいう(ロースコアの争いになる)ところの方が自分には向いているし」とポジティブな言葉も飛び出した。
なかでも好感触をつかんでいるのが9月に新調したドライバー。ブリヂストンの「X-DRIVE GR」の後継モデルで、前週のコカ・コーラ東海クラシックではその飛距離に大きくうなずいた。「三好では今までパー5で2オンなんか考えなかったのに、セカンドで花道まで行くようになった。狙えるようになったから今度はスプーンを考えないとね」
腰痛との戦いは、トレーニングをしながら意図的に筋肉痛にすることで対応中。「いや、今日はほんまに久しぶりに、痛くなかったし、気持ちよ~くゴルフができた」。その笑顔に、まずは明日の最終日、そしてビッグトーナメントへ向かう手応えがにじみ出ていた。(岐阜県加茂郡富加町/桂川洋一)