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2位発進の深堀圭一郎には8年ぶり勝利への期待

北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースで開幕した国内男子ツアー「ANAオープン」初日。ツアー8勝で2005年大会のチャンピオン、深堀圭一郎が「66」をマークして首位に1打差の2位タイと好発進を決めた。

前半7番からの3連続を含む6バーディ。深堀はそれよりも今年5月の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」初日以来となるノーボギーラウンドを喜んだ。「内容はひどかった。朝から左の木に当てちゃったり…」とショットに苦しみながら、ショートゲームが冴えた。6番ではティショットは左、セカンドは右へと乱れるも、最後は3メートル強のパーパットを沈めた。周囲からは思わず「粘り強いなあ、若い時みたい」と声が飛んだ。

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今季はアジアシリーズを含めた前半戦の出場9試合(長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントまで)で、すべて予選を通過しながらも、最高位は「つるやオープン」の10位タイと振るわない。そして6週間のオフを経て迎えた8月の後半戦はここまで3戦連続で予選落ちを喫し「モチベーションも落ちていたところ」だった。

だが、前週末にはツアーが主催するチャリティ活動の一環で、池田勇太と岩手県宮古市で被災地の子供たちと触れ合い「良いチャンスをいただいた」と気持ちも一新してきた。そして今大会開幕2日前には仲の良い丸山茂樹、そして松山英樹と練習ラウンドをともに。「丸山の元気な姿、松山のすごいゴルフを見られて楽しかった。若い選手が伸びていくのを見るのは、いつ見てもいい」。自宅に帰れば愛娘もいて、刺激を受ける要素はいっぱいある。

この日は同組でプレーした池田が114位タイと大きく出遅れ。深堀もかつて、同じように選手会長を務めた経験がある。「勇太の今日のプレーを見ていて思った。忙しかったりすると、物事に集中していそうで、なかなかできないことがある」と気遣った。見えない重圧や苦楽を知る44歳も、復活勝利が大いに待たれる存在だ。(北海道北広島市/桂川洋一)

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