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松村道央は単独2位浮上も願いかなわず・・

愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開催中の国内男子ツアー「中日クラウンズ」3日目。2オーバーの単独5位から出た松村道央が粘り強いゴルフで「69」をマーク。通算1オーバーとして、単独首位の片山晋呉に2打差の単独2位につけた。

最終18番、8メートルのバーディパット。高速グリーンを恐れることなく、松村はストロークした。「最終組に入りたかったから、強めに打ちました」。ボールはカップの縁を叩いてそのまま中へ。大歓声の中でガッツポーズを作り「後半はボギーもあって苦しい展開だったけれど、上がり3ホールは非常に難しい中で完璧なゴルフができた」と振り返った。

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しかしホールアウト後はちょっぴり残念な出来事が。最終日は今を時めくスーパールーキー、松山英樹との同組対決を心待ちにしていたが、その松山が終盤5ホールで6ストローク落とし、3位タイに後退。明日5日は松村ら最終組のひとつ前でプレーすることに。

「去年のVISAで遼くんと回った。いま勢いのある松山くんと回りたかった・・・」。昨年11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では最終日最終組をともにした石川遼を最終ホールまで追い詰める活躍。たとえヒール役を担おうとも、最大級の注目を集めてプレーしたかった。

それでも難攻不落の和合での戦いは、それに近い緊張感を持ってプレーできるはず。「チャンスが来たら狙っていきたい」。年間2勝を挙げた2010年以来となるツアー勝利へ、集中力を振り絞る。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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2013年 中日クラウンズ



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