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後半大崩れの松山英樹は3位後退「追い詰めるプレーを」

愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開催中の国内男子ツアー「中日クラウンズ」3日目。前週からの2連勝を狙う松山英樹が、独走態勢から突如つまずいた。前半アウトで4つスコアを伸ばしながらも、後半に5ボギー、1ダブルボギーを叩き「73」。単独トップから後退し、首位の片山晋呉からは3打差、通算2オーバーの3位タイで最終日に入る。

予選2日間を終えてただ一人の通算アンダーパー。悠然と大ギャラリーを引き連れた最終組の松山は、1つスコアを伸ばして迎えた5番で魅せた。ティショットをフェアウェイに置くと、残り137ヤードの第2打を「完璧に打った」とピン手前5メートルに着弾させ、そのままカップに転がり込むイーグルを奪取。キャディと笑顔でハイタッチを交わす姿は、周囲に“一人旅”を予感させるには十分だった。

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ところが前半で4つスコアを伸ばし、2位以下に6打差をつけて迎えた後半インに落とし穴が。11番で最初のボギーを叩き、14番ではティショットを左に曲げてOB。“目玉”から放った第5打のバンカーショットをなんとかグリーンに乗せ、6メートルのパットを沈めてダブルボギーでとどめたものの、直後の15番から4連続ボギーを叩いた。

「前半はグリーンに乗せられたのが、後半は乗せられなくなった。その差だと思う」。アウト9ホールですべてパーオンに成功したのに対し、インでは12番ホールのみ。2日目に冴えたアプローチも鳴りを潜めた。「いったん悪いのがあると、最後までズルズル行ってしまうのがこの和合」と後退する流れを断ち切れなかった。

片山が前半を振り返りながら「(松山は)このまま行かないだろうと思っていた。前後半ともに良いのなんて見たことが無い。後半大変だろうなと思っていた」と言うように、松山自身も後半を迎える中で一抹の不安を抱えていた。「5番のイーグル、9番のバーディでヤバいと思った。これは後半に入ったらハマってしまうと思った」とホールアウト後、東北福祉大の阿部靖彦監督にこぼしていた。「ショットが良かったり、悪かったり、それを許してくれないのが難しさ」と改めて難攻不落のコースと向き合った。

それでも残り、18ホールある。予選2日間はラウンドを終えてから間もなくコースを離れていたが、この日はドライビングレンジで修正を施した。前週の「つるやオープン」では最終組のひとつ前から逆転優勝。そして今大会の最終日も、同じくひとつ前からトップを追いかける。「片山さんを追い詰めていくようなプレーがしたい」と頂上だけを見据えて、もう一度歩き出す。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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