上平栄道のスイングをスーパースローで見る
2012年 キヤノンオープン
期間:10/04〜10/07 場所:戸塚カントリー倶楽部(神奈川)
今週も優勝争い 3打差2位タイに上平栄道
秋口に入って好調をキープしている選手といえば、まず挙がる名前は「フジサンケイクラシック」から3戦連続で2位フィニッシュとなった池田勇太。「VanaH杯KBCオーガスタ」で待望の日本ツアー初勝利をマークしてから優勝争いを続けているキム・ヒョンソン(韓国)。そして34歳の上平栄道も、直近4試合で3度、トップ5フィニッシュを決めている上り調子のプレーヤーの一人だ。
その上平が、今週の「キヤノンオープン」でも好位置で決勝ラウンドに進んだ。池田がスタートから飛ばして通算10アンダーの単独首位に立つ中、初日「69」、2日目は7バーディ、3ボギーの「68」をマーク。丸山茂樹ら3選手と並んでトップに3打差、通算7アンダーの2位タイグループにつけている。
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ツアー初優勝への期待がかかるが、本人はいたって冷静。昨年までのプレーを「何も変えていない」と言う。プロ転向した2001年から昨年までの生涯獲得賞金は5100万円強。しかし今シーズンは早くもそれに迫る約4600万円を稼いでいる。しかしながら「力は付いていると思うけれど、なぜか上手くいっている。勘違いしはじめているのかな・・・」と、明確な“きっかけ”は見つけられていない。
それでも「徐々に、セーフティなところから、攻めの気持ちが出てきた」と精神面での自信は少しずつ増している。「今日までの反省をして、凡ミスをなくしていけば結果は出てくると思う」と、静かにチャンスを待つつもりだ。(神奈川県横浜市/桂川洋一)
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