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石川遼がジュニアクリニックで熱血指導

8日、マスターズに向けた渡米を翌週に控えた石川遼が、千葉県香取郡にあるアコーディアゴルフガーデンで、「ハウス食品 石川遼ジュニアゴルフクリニック」と題したジュニアレッスン会を開催した。

日本ジュニアゴルフ協会(JJGA)を通じて募集した小学校2年生から6年生までの計48名が参加し、午前中はドライバー、アプローチのレッスン、さらにコースに出てのラウンドレッスンを行い、昼食は生徒達とともに大好物のカレーをほおばった。雨が降り出した午後からは打撃練習場での実技指導を行った石川。「人にものを伝えるのは難しいけど、みんな凄く素直で僕が言ったことをすぐやってくれて、そこが凄いと思いました」と、新鮮な刺激を受けていた。

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生徒達と年齢が近いこともあるのか、石川の指導は難しい言葉を使わず、丁寧で分かりやすい。アドレスの重要性、スイング中に手とクラブが両肩の間から外れないようにといった自身も気を使っているポイントを説明すると、見守った親達からも納得の声が漏れた。

翌週の渡米を前に、最近はサンドウェッジ、6I、ドライバーの3本のみを練習しているという石川。「PGAの選手の軸の回転の速さ、特にフォロースルーでのスイングアークの大きさと、スピードの速さにびっくりした」という石川は、1日400球の打ち込みのうち、半数弱をアイアンショットに当て、その精度向上に努めている。アクセンチュアでのタイガー・ウッズを例に挙げ、「今の僕では考えられないけど、将来は目指したい」と、ロングアイアンでも狙ったところを正確に捉える技術の習得を目指している。

今回の渡米は4週間を越える長丁場。「きっと中盤からカレーが欲しくなると思う(笑)」と、ハウス食品からの差し入れのレトルトカレーも持参し、石川は再びアメリカ本土へ乗り込んでいく。

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