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石川遼、昨年の経験を開幕戦から活かしたい!

海外男子メジャーの第1戦「マスターズ」での2日間の戦いを終え、12日(日)に帰国した石川遼。翌月曜日は自宅から練習場に出向き、練習を行った。そして14日(火)の朝に自宅を出発し、国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の会場となる、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋に向かった。

14時過ぎにゴルフ場についた石川は、すぐに練習場へ直行。ウェッジからドライバーまで一通り練習を行った石川だが、この日はウェッジ3種類をテストした。ロフト角はすべて58度だが、ソールの形状(バンス角)が異なる3タイプを用意していた。「使った感じはどれも違和感ないですね」という石川。明日のプロアマ戦ではその内のどれかをテスト使用する。

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一年前のこの大会では、プロ転向後のツアー初戦にして、いきなり5位タイに入る大健闘を見せた。一年ぶりに会場へ訪れた印象は「コースや、この記者会見の部屋に来てみると思い出しますが、もう1年たったんだという感じですね」。あまりに色々な事があった1年だけに、時が経つのを早く感じているようだ。

そして、2009年のツアー開幕戦に向けては「1年前の自分は、今と比べると自信を持ってゴルフができていなかった。この1年間というのは、自分がゴルフを始めてから1番スイングに気をつけてきた1年間だったので、その成果をこの開幕戦から出したいと思っています。出場する選手で優勝を目指していない人はいないと思いますし、僕自身もその一人です。ただ、初日から優勝を意識することはありませんが、3日目を終了した時点で優勝を目指そうと思える位置にいたいです。また、厳しい戦いの1年間が始まりますけど、自分に絶対に甘くならずに、どんなコースでも自分が取り組んでいることを忘れずにゴルフをしていれば、問題なく1年は過ぎていくと思います。ただ、自分の気持ちが弱くなったときに、良くないことが起こると思うので、自分に厳しく練習していきたいと思います」。再び新たな1年の時を刻む石川が、あくまでも冷静に自分の状況を分析していた。

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2009年 東建ホームメイトカップ



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