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松山、圧巻のスパートで2位フィニッシュ!「全米アマ」へ弾み

圧巻の上がり6ホールだった。首位に4打差の5位タイから「サン・クロレラ クラシック」最終日のスタートを切った松山英樹は、5番でダブルボギーを叩くなど前半に苦しんだが、13番から4連続、さらに最終18番とバーディラッシュを演じ、この日7バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの「69」。逆転優勝には2打及ばずも通算13アンダーの2位タイで終え、“アジア最強アマ”の底力を見せた。

昨日の上がり3ホールで掴んだショットの手応えはしかし、一夜明けた最終日は不安を抱きながらの序盤となった。「朝の練習場では調子が良かったけど、何であんな風になったのか分からない。(昨日と)同じ感じで振っているつもりでも違っていた」。前半の3番、5番とティショットを左に曲げ、ボギー、ダボと序盤5ホールで3つ落とす滑り出し。その中でも、「1つ戻していけば、もしかしたらチャンスはあるかもしれない」と、松山の目は遠ざかりつつあった首位の背中だけを見据えていた。

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6番、8番と5mを決めてバーディを奪うと、サンデーバックナインで一気に点火。「13番のティショットを打ったあたりから、昨日の最後のような流れになった」。その13番で2m、続く14番でも3mを決めてバーディを重ねると、15番で4m、さらに最難関の16番ではフェアウェイからピン上1.5mにつけ、怒涛の4連続バーディ。最終18番でも2mを沈め、豪快なガッツポーズで締めくくった。「13番からは(ショットの)ミスが無かった」という完璧な内容で4日間を終え、「上がりで5バーディを獲れたことはプラスになる。これが自分のプレーだと思うし、忘れないようにしたい」と、その感触を五体に留めた。

来月上旬には渡米し、米国コロラド州のチェリーヒルズCCで8月13日に開幕する「全米アマチュアゴルフ選手権」に出場する。「この4日間は良いスコアで回れたが、今の内容では確実に負けると思う。今日の最後のようなスイングを、試合でしっかりとしていきたい」。小樽で掴んだ手応えを、アマチュア世界一を争う大舞台へと繋げる。(北海道小樽市/塚田達也)

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2012年 サン・クロレラ クラシック



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