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松山、苦しみながらも1アンダー発進

国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」が26日(木)、北海道の小樽CCで開幕。国内ツアー今季2試合目の出場となる松山英樹は、3バーディ、2ボギーの「71」でホールアウトし、1アンダーは首位に4打差、30位タイとまずまずのスタートを切った。

序盤から中盤にかけては、「アイアンの切れが悪かった」と安定性を欠いたショットに加え、パットの距離感も今ひとつ。「いい感じで打てているのに、なぜかオーバー。グリーンのスピードに対応できていなかった」と、スコアメイクに苦しむ展開となる。

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前半アウトの4番までパーを重ねると、5番ではフェアウェイからの2打目をグリーン左に外し、2.5mを外してボギーが先行。続く6番(パー5)でも1mを外して連続ボギーとし、ギャラリーからは溜息ばかりが漏れる流れに。最初に歓声が響いたのは9番(パー5)。グリーン手前バンカーからの3打目を、ピン手前30センチにピタリと寄せて初バーディ。そして、後半に追い風を呼び込むターニングポイントとなった。

「11番ぐらいから、パットが勝手に良い感じで打てるようになった」とプレー全体の安定感も増し、13番(パー5)で2つ目のバーディを奪取。さらに難度の高い16番では、残り188ヤードの2打目を7番アイアンで放ち、「良い感じで打てた」という6.5mを捻じ込む会心のバーディ。2オーバーからアンダーへと巻き返し、「ショットもパットも悪い中で、よく頑張ったと思います」と納得の表情を浮かべた。

ホールアウト後は「まだ不安はたくさんあるので、それを取り除いて明日を迎えたい」と足早に練習グリーンへ。本調子からはほど遠く、苦しみながらの1アンダー。爆発の余地は、まだ残されている。(北海道小樽市/塚田達也)

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2012年 サン・クロレラ クラシック



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