昨年は6位タイでローアマを獲得した松山英樹。今年も高い期待を寄せられての参戦となる

アマチュアの松山英樹が、26日（木）に北海道の小樽CCで開幕する「サン・クロレラ クラシック」に今季ツアー2試合目となる参戦。月曜日、火曜日と練習ラウンドをこなし、25日のプロアマ日はドライビングレンジと練習グリーンで軽めの調整を行った。

「グリーンは速いし、グリーン周りの傾斜も強い。アプローチとパットをしっかりしないといけないけど、芝も去年と違って粘っこいイメージ。今年も苦労しそうです」。松山の口からは、国内屈指の難コースへの憂いが次々とこぼれる。しかし、昨年大会は3日目に「64」と爆発し、最終的には6位タイに食い込んでローアマチュアを獲得。優勝した東北福祉大学の先輩、池田勇太とともに大会の盛り上げ役を担った。

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だが、その実績も今年への自信に繋げるまでには至らない。「去年は1ラウンドだけすごく良いスコアが出せたけど、今年はどうなるか分からない。今年も出せるように頑張っていきたいです」。やはり、小樽を前にしては言葉の歯切れも悪くなる。

「明日はネタができるように頑張ります」と苦笑いを浮かべた松山。弱気なときほど本戦で躍動を見せる姿を何度も見ているだけに、その言葉の真実味はいかほどか。明日の初日は、東北福祉大学の先輩である池田勇太と谷原秀人と同組で、午前8時50分に1番ティからスタートを切る。（北海道小樽市／塚田達也）