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松山英樹は46位から全英へ「自信はあります」

岡山県のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催中の「~全英への道~ミズノオープン」3日目。国内男子ツアーに今季初出場のアマチュア、松山英樹はイーブンパーの49位タイからスタートし、「70」で回り通算2アンダー。46位タイで最終日を迎えることになった。

ムービングデーをインコース、“裏街道”からティオフした松山は、前半11番でバーディを先行させたが、その後はなかなかバーディチャンスを活かせない展開が待っていた。折り返しの18番(パー5)でグリーン奥からのパターでの第4打をピンを大きくオーバーさせてボギーと、スコアを伸ばせず後半へ。

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2番(パー5)をバーディ、6番(パー5)は残り260ヤードの第2打を5番ウッドで2オンさせ、6メートルを沈めてイーグルを奪取したが、8番(パー3)はラフからのアプローチを寄せきれずボギーとし、急浮上はならなかった。

しかし、クラブハウスへと引き上げる足取りは重くない。「パットのフィーリングがすごく良くなった。入ればもっとビッグスコアが出せたかなと言う感じ。あとボール1個、あと“ひと転がり”というところ。明日につながるような、スコアを出せるような内容になってきた」。雨天の初日から、徐々にグリーンのスピードも速くなり、アマチュア仕様とのギャップを警戒していたが、両手に残る好感触が表情をやわらかくした。

上位4選手に7月の「全英オープン」出場権が付与される今大会。現在4位タイまでの選手とは7打差あり、マスターズ以来の海外メジャー参戦の可能性は風前の灯といっていい。

だが「8アンダーくらい出さないと。(4日間)トータル10アンダー、そこを最低ラインに持っていく。3日間ミスしてきた分、攻めて、かつミスを少なくしたい」と意欲は衰えない。最終日の目標スコアは「64」。2日目に白潟英純がマークした今大会のベストスコアと同じだ。だがアジア最強アマは言い切った。「もう少しショットがうまくいけば、出せる自信はあります」。(岡山県笠岡市/桂川洋一)

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2012年 〜全英への道〜ミズノオープン



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