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藤本佳則、プロデビュー戦で429万円ゲット

国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」でプロデビューを果たした藤本佳則が、最終日に7ストローク伸ばして通算10アンダーでホールアウト。単独7位に食い込んで初賞金429万円を獲得した。

「難しいホールなのでパーで十分」と話していた1番でピン1mに寄せてバーディを奪った藤本は、2番でも4mを決めて連続バーディ。「スタートで2連続バーディがきたので、良い流れが作れました。もう少しスコアを伸ばせるかと思いましたが、ここまで良いスコアになるとは思っていませんでした」とこの日のラウンドを振り返る。

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ショットの内容よりもゴルフの流れを口にする藤本は「ショットがいくら良くてもパットが決まらなければスコアを作ることは出来ませんし、逆にショットが悪くてもショートゲームで組み立てることも出来ますよね。自分はその流れをいかに作るかが試合では大事になると思っています」と、持論を披露する。

開幕戦で7位に入ったことに対しては「正直、緊張していました。アマチュア時代は成績を残せたが、プロになったらダメだとか言われたくないし、でもデビュー戦で結果が残せたのでちょっと安心しています」と本音もポロリとつぶやいた。

そして、初賞金の使い道については「そうですね・・・両親に旨いものでも食べさせましょうか。今までお世話になってきたので」と話す。年間2勝を目指す藤本にとって、優勝賞金に比べれば小額かもしれないが、プロデビュー戦を400万円超えは立派だ。(三重県桑名市/本橋英治)

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