石川遼とナイキ社スポーツウェアのクリエイティブ・ディレクター（画像提供：ナイキジャパン）

スポーツ用品メーカー大手のナイキは5日（月）、石川遼とスポーツウェアカテゴリーにおける広告契約を締結したことを明らかにした。今回の契約により、石川はゴルフコース内外でのカジュアルシューズ、カジュアルウェアにおいて同社からサポートを受けることになった。

3月下旬以降には、ナイキ社製品を身に着けた石川が出版物や映像、デジタルメディアおよび店頭での広告ツールとして登場予定。当面の間は日本国内でのPRがメインとなるが、今回はグローバル契約のため、今後の活躍次第で、タイガー・ウッズほか、同社からサポートを受ける他のスポーツ界の選手たちとともに“ナイキを代表するトップアスリート”として広告活動の場が広がる可能性もある。

＜＜　下に続く　＞＞

コース外でのランニングや、クロスカントリー、サッカーといったオフのトレーニング等においても注目度が高い石川は、同社を通じ「ナイキとスポーツウェアカテゴリーでの契約を結ぶことができ、うれしく思っています。普段でもスニーカーはナイキを履いていました。この機会をバネにして『世界のRyo』と言われるように、これからも精進していきたいと思います」とコメント。同社の新キャンペーンで「夢を実現するためには自分に勝たねばならない、心の強い自分であらねばならない」というメッセージを伝えていく。

ゴルフギアおよびゴルフウェアは今季も2008年1月のプロ転向直後から用具契約を結んでいるヨネックス社製品を使用するが、関係者によれば、2012年は同社との複数年契約の最終年ということもあり、今後の動きに注目が集まっている。