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松山英樹「調子に乗っているとこういうことになる」

東京都の東京よみうりCCで開催された国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」。アマチュアの松山英樹は、通算4オーバーの21位に終わった。

イーブンパーの11位タイから最終ラウンドを開始した松山は、慌しい展開で滑り出した。出だしの1番を3パットボギーとすると、続く2番(パー3)でバーディを奪取。ところが3番でも再び3パットでボギーをたたいてしまう。

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7番でバーディを決め、イーブンのまま前半を折り返すが、後半最初の10番をボギーとすると、続く11番ではドライバーでのティショットが右サイドの木に引っかかったのか、ロストボールに。結局このホールをトリプルボギーとして大きく後退。「いい感じで振れていたのにロストになって、すごく動揺してしまった」と失速を悔やんだ。

2007年の石川遼以来となる、史上2人目のアマチュアプレーヤーとして今大会に出場した松山。しかし「不甲斐無いプレーを続けてしまった。レベルを上げないと勝負にならないと思った」と唇をかむ。今週までに学生の大会も挟みながら、4週連続でツアーに出場。しかし、史上3人目のアマチュア優勝をという快挙を成し遂げた「三井住友VISA太平洋マスターズ」後の3試合は、「ダンロップフェニックス」43位、「カシオワールドオープン」予選落ち、そして今大会と上位争いができず「やっているときは全然感じなかったけれど、最終ホールをホールアウトしてから疲れがどっと来た。(ツアーを)4週間連続で戦う体力はまだ無いと思う」と話した。

「優勝して調子に乗っているとこういうことになる」と松山は自分を戒める。短いオフ、そして来年4月の「マスターズ」へ向け「練習します。遊んでいる場合じゃない」と気持ちを新たにして、輝かしい2011年シーズンを戦い終えた。(東京都稲城市/桂川洋一)

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2011年 ゴルフ日本シリーズJTカップ



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