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クラブがポキッ!河瀬賢史がアクシデントに負けず4位タイでフィニッシュ

千葉県の千葉CC梅郷コースで開催された今季の国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」最終日。9アンダーの4位タイから出たツアー未勝利の河瀬賢史は、3バーディ、2ボギーの「71」でまわり通算10アンダーの4位タイ。独走で優勝した小田孔明を脅かすことはできなかったが、目標のシード権獲得へ向け大きな一歩を踏み込んだ。

河瀬は前半アウトの9ホールをすべてパー。序盤からチャンスを作れず苦しんだ。すると折り返した10番で思わぬアクシデントに見舞われた。ラフからの第2打を打った瞬間、ユーティリティ(24度)のシャフトが折れてしまった。「初めてのことだったので平常心を保つのに苦労した」と動揺もあって、このホール、そして続く11番で連続ボギー。

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しかしその後「本当なら折れたクラブを3、4回使いたいところがあった」というところを4番アイアンで乗り切った。後退したところで「このままじゃダメ、頑張ろうと気持ちを切り替えた。不幸中の幸いだったかもしれません」と奮起。14番以降、3つのバーディを奪ってホールアウトしてみせた。

“師匠”の藤田寛之は通算8アンダーの7位タイ。「勝てたのは嬉しい…」と本音もチラリとのぞかせる。一方の藤田も「自信になるでしょう。これで今年、ガッツリ、シードを獲ってほしい」と期待を寄せていた。

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