尾崎直道とコリン・モンゴメリーの両キャプテン。ガッチリと握手を交わし、健闘を誓い合った

1月7日（金）にタイのブラックマウンテンGC開幕する、アジア選抜と欧州選抜の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」。5日（水）、両チームのキャプテンと出場選手が公式会見に出席し、明後日に迫った開幕に向けて意気込みを語った。

3年連続でアジア選抜のキャプテンを務める尾崎直道は、「今回のヨーロッパチームの顔ぶれを見ると、ベテランもいて、やはりマッチプレーが強そうな印象を受けました。ただ、今年は例え混戦になっても、勝ちたいという気持ちを強く持っています」と、勝利への意欲を漲らせる。これまでの通算成績は1勝3敗と、負け越しているアジア選抜。今年は、石川遼、池田勇太、薗田峻輔、キム・キョンテら日本ツアーを彩る主役たちに加え、韓国の若きスター、19歳のノ・スンヨルも参戦する最強の布陣を揃えた。

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「彼らはみな若く、今後、世界を舞台に戦っていく実力を持った選手たち。胸を張って紹介できるメンバーです」。欧州選抜のキャプテンを務めるコリン・モンゴメリーをして“史上最強のメンバー”と言わしめる精鋭揃いだ。「僕もそう感じているし、マッチプレーは若く勢いのある選手が強いゲーム。実際、アジアチームの若い選手には勢いがあり、マッチプレー向きだと思います。そういう意味でも、今年は非常に楽しみですね」と、満足そうにメンバーに目を向けた。

3年連続の出場となる石川も、「僕自身は3度目の出場で、徐々にロイヤルトロフィの雰囲気も分かってきました。最終的にはアジアチームが勝てれば大満足です」と、尾崎の期待に応えるように、心強い言葉を返していた。