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【GDO EYE】深堀圭一郎、残るチャンスはあと1試合!

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の初日に4オーバーを叩き58位となっていた深堀圭一郎が、2日目は1オーバーで踏ん張ったが、1打足りずに通算5オーバーで予選落ちとなった。

今季、JGTO(日本ゴルフツアー機構)の選手会長を務める深堀は、左足の人差し指の付け根にできた軟骨の痛み「足底筋膜炎」と戦いながらツアー参戦を続けてきた。しかし、これまで23試合に出場し予選通過僅かに8回、賞金ランキングでは76位となっている。

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今季も残りこの大会と次週の「カシオワールドオープン」で賞金シード権が確定する。深堀は1992年のプロ転向後、96年から08年までシード権を守り続けてきた。しかし、昨年の8月に痛みが止まらず試合を続けられず公傷制度を適用。その後はツアーから遠ざかり治療に専念。今季は開幕戦から出場し、日本プロでは6位タイに入った。

しかし完治したわけではなく、今でも痛みと戦い続けている。「いろんな人や医者に相談はしていますが、この症状は前例がないらしく、手術をしても100%回復する保証がないって言われていまして。痛みはその時々で違うので、歩けなくなるくらいのときもありますね」。実際、今季は「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」の初日と、「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目に痛みに耐えられず途中棄権となった。

幸い、深堀は生涯獲得金額の25位以内に与えられる、1年間のツアー出場資格(現在20位)を持っているため、今年シードを失っても1年間は安泰だ。しかし、オフに手術を行った場合は、来季の開幕までに回復する保証もなく、その権利をいつ使うかも悩んでいる。

「正直、まだ終わったわけじゃないから」と、次週に最後の望みをかけて戦うが、「諦めてはいないけど覚悟はできています」と話す深堀。ツアーでは欠かすことのできない人気選手の深堀の復活は多くのファンが心待ちにしている。まずは、次週に一発逆転でシードを獲得するかを見届けよう。(編集部:本橋英治)

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