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【GDO EYE】池田勇太、逆転賞金王は自分次第!

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の初日に、首位と1打差の4アンダー2位タイと好スタートを切った池田勇太。この日はドライバーショットが少しブレていたが、アイアンショットが冴えてパッティングも決まり、4バーディ、ノーボギーでホールアウトした。

現在賞金ランキングで4位につける池田だが、首位のキム・キョンテとは約6,200万円の差となっている。今週を含め今季も残り3試合となっているが、その3試合は全て優勝賞金が4,000万円と高額だ。したがって、この3戦のうち2勝でも果たすことができれば、池田が逆転で賞金王になる可能性も十分にある。過去には2000年に片山晋呉が、この大会から4戦中3勝して賞金王の座を勝ち取ったことがある。

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「まだ、3試合ありますからね。自分がどこまでできるのかチャレンジしていくのは面白いことだと思います。賞金がどうというより、3試合の中で自分がどこまでできるものなのか試せることが面白い」と、シーズン終盤を迎えてラストスパートをかける。

昨年も石川遼と最終戦まで賞金王争いを演じた池田。しかし、昨年とは明らかに異なるのは、体調面だ。昨年はシーズン中に痛めた腰痛のため、シーズン終盤はラウンドするのが精一杯で、優勝争いに加わることが出来なかった。

しかし、今年は「体は楽ですし、思っている通りのゴルフをしたいと思います」と、体調面での不安は全くない。今季は3勝しているが、先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」のように予選落ちも3試合経験している。「良いときと悪いときの差が激しい」と悲観的に話す池田だが、良いときは優勝できるパフォーマンスを発揮してきた。初日2位タイと好発進の今大会は、その良いときにはまりそうな雰囲気を醸し出している。(編集部:本橋英治)

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