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【GDO EYE】韓国の鬼が、ついに日本ツアーを制す!

国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」は、韓国の金庚泰が通算16アンダーを記録し、2位に2打差をつけてツアー初優勝を果たした。金は、昨年から日本ツアーで戦っていて、これまで最終日を最終組で戦ったのが4回。そして2位で終わることが5回もあった。いつ勝ってもおかしくないと周囲から言われる実力者で、韓国では金の名を知らないゴルファーはいないほどだという。

日本でも2005年、06年に「日本アマチュア選手権」で連覇を果たし、一躍有名になった。その後、韓国でプロ転向を果たすと、その強さと淡々と表情を変えないゴルフスタイルから「鬼」というあだ名がつけられた。

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「正直、その時期は自分が思うよりも良い成績が出てしまって。でも自分は体も大きくないし、パワフルなゴルフをするわけではないので、自分には合わないと思います(笑)」とやさしい笑顔を見せて話す。

昨年のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」では、丸山茂樹にプレーオフで敗れた金は「あの試合が今までで一番悔しかった。自分でもいいプレーをしていたと思うし、悪くはなかったと思う。シーズン最後の試合ということでも本当に勝ちたい試合だった」と振り返る。

苦労を重ねてつかんだ初勝利。今後の金は、その実力と勝ち方を知った強みで、何勝も積み重ねるかもしれない。「プロゴルファーとして、やはり米ツアーでの優勝は夢ですが、自分の中ではあと2、3年は日本で経験を積みたいと考えています」。日本ツアーにとっては、強い選手が出場することで全体的なレベルアップにはつながるが・・・。(編集部:本橋英治)

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