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8アンダー首位の武藤「魔法にかかったみたい!」

国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の初日、武藤俊憲が10バーディ、2ボギーの8アンダーをマークして単独首位に立った。前日とこの日の午前中に降った雨の影響により、グリーンでボールが止まりやすい状態とはいえ、10バーディという快進撃を見せたその要因にはパッティングの改善があったようだ。

火曜日の練習日に、フィル・ミケルソンのパッティングコーチを務めるデーブ・ストックトン氏が会場に訪れ、武藤にパッティングのアドバイスを行った。「まず、びっくりしたのは、いきなりパターを渡されたんです。『君にはこれが合っているよ』って。パッティングについてもちょっと教えてもらっただけで、カップに入るようになったんです」と嬉しそうに話す。

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「具体的な内容は教えませんよ、企業秘密ですから。でも、不思議な感覚です、今日は7m程度の長いパットが面白いように入りましたから。なんか魔法にかかったみたいですね。できれば、この魔法が1年ぐらいもってもらえばうれしいんですけど・・・」と、突然のことで武藤自身も戸惑っているほど。

「その代わり、ショットが不調で全部左に行ってしまうのですが、ピンに寄ってしまうと入らない気がするので、ショットを調整するのが不安ですね」と言う武藤。果たして、武藤のかかった魔法は、いつまで持つのだろうか。

塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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