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遼、ウエッジを戻して気分もチェンジ

先週の「東建ホームメイトカップ」で予選落ちを喫した石川遼が19日(月)、和歌山県の伊都郡かつらぎ町にある紀伊高原ゴルフクラブでジュニアイベントに参加。同町の子供たちとおよそ3時間の時を過ごし、「みんなと一緒に楽しむことができました」と、ちょうど良いリフレッシュにもなったようだ。

石川は予選落ちが決定した金曜日中に埼玉県の自宅に戻り、週末の2日間は近郊の練習場でショットとアプローチの修正に費やした。東建では「ドライバーやアイアンのミスが目立ったわけではなかったけど、アプローチとパットの距離感が欠けていた」と振り返る。父の勝美さんからは、「パットは悪くないが、アプローチではインパクトで色々な部分がバラバラになっている」との指摘を受けた。特に手打ちになっていたことを気にかけ、「練習不足で自信の無いのが見え見えだった」と石川。週末にはアプローチ練習も重点的に行い、課題の克服に努めたという。

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さらに、勝美さんの「気分転換に」という勧めで、60度のサンドウエッジを以前使用していたタイトリストのボーケイウエッジに換えた。新溝ルール適合のボーケイは初めて扱うが、先週の土曜日からすでに練習を重ねており、「以前使っていたボーケイと同じ感覚で、構えた感じもしっくり来ました。今週は使うと思います」と宣言する。

調子のバロメーターでもあるドライバーも「練習している限りでは良い感じ。明日、早速コースで感触を確かめたいですね」と好調をアピール。明日20日(火)から「つるやオープン」の会場である山の原GC入りし、開幕戦予選落ちの雪辱を果たすべく調整を重ねる。

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