2026年 ~全英への道~ミズノオープン

「コースも天候もポンドもタフ」 永野竜太郎は“三重苦”の全英にうれしい悲鳴

2026年 ~全英への道~ミズノオープン 4日目 永野竜太郎
“ぼやく”ほどうれしい全英切符(c)JGTO images

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 最終日(31日)◇ JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7480yd(パー72)◇晴れ(観衆3139人)

その“ぼやき”を素直には受け取れない。「コースもタフだろうし、天候もタフだし、ポンドもタフ。三重苦ってことで」と言うのは「全英オープン」出場を決めた永野竜太郎だ。語る顔は誰が見てもうれしそう。衰え知らずの38歳が21年の全英、23年「全米オープン」に続き、3度目のメジャーに挑む。

プロ18年目のツアー初優勝を目指して5位から臨んだ最終日に「66」で、全英出場権が得られる上位3枠内の2位に食い込んだ。「全英を意識してプレーしたわけじゃなかったけれど、うまく3人に入れたのは良かったかな」。今季は国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」から6試合で予選落ちなし。ベテランながら今季平均飛距離はツアー3位の313.39ydを誇る。体力が落ちている感覚はなく、秘訣は「よく食べて、よく寝ること」とやはり冗談めかした。ただ、オフは地元・熊本で腰を据えて、シーズンに向けた準備をじっくりと進めてきた。

3年前の全米では8位で最終日を迎えて日本勢最高の20位に入り、約2600万円を荒稼ぎした。「あれはたまたまだから」とけむに巻いたが、むくむくと闘志が湧いているに違いない。「自分のいまの立ち位置は(海外のトップ勢と)一緒にプレーしないと分からない。それを確認できる“物差し”だと思っている。特にメジャーは、向こう(米ツアー)の選手もより本気でくると思うので」と表情を引き締めた。最古のメジャーで5年前は予選落ち。あの時よりきっと、前に進んでいる。(岡山県笠岡市/中村文香)

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