帯状疱疹から始まった坐骨神経痛との戦い 「ベストを尽くすしかない」米澤蓮が連日の「66」
◇国内男子◇前澤杯 MAEZAWA CUP 2日目(24日)◇MZ GOLF CLUB(千葉)◇6652yd(パー72)◇曇り
米澤蓮が2日連続の「66」で通算12アンダーとし、トップと1打差3位で大会を折り返した。初日は5番で3パットのボギーを喫したが、この日はボギーフリー。前半は「結構寒くて、風も強かったのでなかなか距離感をつかめなかった」と最初のバーディは8番(パー5)と遅かったが、後半は11番で5mのパットを沈めるなど5バーディを奪った。
今大会でシーズン6戦目。1月のPGAツアー(米男子ツアー)「ソニーオープンinハワイ」(31位)後にタイで2週間過ごし、3月に入るとアジアンツアー「ニュージーランドオープン」から国内ツアー開幕戦「ISPS HANDA Japan-Australasia Championship」とニュージーランドで2連戦。「去年はすごくドライバーショットが良くなって、ソニーオープンも感触が良かった。パッティングがもう少し決まれば」と各地を転々としながら、グリーン上を重点的に見直した。
一見、順調な調整だが体調に不安を抱えていた。2週前の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」は第1ラウンド終了後に左足痛で棄権。「この2年半ぐらい坐骨神経痛がずっとひどくて。東建も全然ダメで。いつ(症状が)出るのかなって。いいプレーができなくなる恐怖は常にある」と明かす。
2024年のシーズン中、左半身に帯状疱疹が出たのが始まりだ。「やるしかない」と神経がピリピリ痛むのを我慢しながらプレーを続けて、今に至っている。「後遺症なのか、あんまり良くならなくて。その日にならないと(発症するか)分からない感じ」。治療は受けているが長時間歩けば「しびれてくる」という。スイングへの影響も「常にあります」と言い「今日も別に完ぺきではない。でも、少ない打数で上がれば自分の体にも優しいと思うので」と不安とうまく付き合っていくつもりだ。
「最近はできることをしっかりやって、悔いなくプレーすることを考えるようにしている」。2024年「横浜ミナト チャンピオンシップ」以来のツアー3勝目へ。今の米澤にできるのは「その日のベストを尽くす」ことしかない。(千葉県睦沢町/石井操)