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FWキープは1回でも アマ中野麟太朗は1Wショットで巻き返し狙う

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 初日(10日)◇東京ゴルフ倶楽部(埼玉)◇7251yd(パー70)◇曇り(観衆2615人)

アマチュアの中野麟太朗(早大3年)は3バーディ、9ボギー「76」の6オーバー。7アンダー首位の池村寛世、同組でプレーした今平周吾ら上位陣に大きく後れを取るスタートとなった。

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多くの選手が長いラフを警戒し「距離は残してもいいからフェアウェイに」と1Wの使用を控える中、中野はこの日パー3を除く14ホールのうち9回握った。「持ち味のドライバー(ショットを)をまっすぐ飛ばすだけ」と終始、積極策を選んだ。

実際に1Wでフェアウェイキープに成功したのは、バーディに繋げた13番(パー5/603yd)だけ。隣の今平は1Wを1回しか使わず、プレー中に中野の気持ちは「あれであんなにスコアが出るようなら、あれでやろうかなと思う」と揺らいだが、「自分とはタイプが全然違う。自分があれをやってもな」と攻めのスタイルを貫いた。

昨年の「日本アマチュアゴルフ選手権」で優勝。ことしに入って3月のツアー「東建ホームメイトカップ」初日にベストスコア「61」をマークし、先週の「アジアパシフィックアマチュア選手権」では3位に入った。平均306.43ydの1Wショットを持ち味にしてきた自負がある。「コースマネジメントは変えるつもりはない」。相棒を片手に2日目もバーディを取りに行く。(埼玉県狭山市/松島流星)

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