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“名刺持参”の小学6年生がツアーデビュー アマ福井誠ノ介は最年少出場記録更新へ

◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 事前(2日)◇三木GC(兵庫)◇6993yd(パー71)

小学6年生でアマチュアの福井誠ノ介が主催者推薦でレギュラーツアー史上最年少出場「12歳67日」(※これまでの最年少出場記録は2002年ジョージア東海クラシックの伊藤涼太で12歳99日)を果たす。デビュー戦を前に、この日はパッティンググリーンなどで最終調整した。

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「トッププロと回れるチャンスがあって楽しみです。(コースは)ちょっと長いと思いますが、ドライバーも飛ぶようになって届くホールも出てきた。できるだけ頑張りたい」とあどけない笑顔を浮かべた。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の公式サイトには身長139cm、体重45kgと記載があるが、「今年は結構伸びた」と現在は148cm、49kgまで成長した。ドライバーの飛距離は240ydを誇る。

愛知県在住で3歳の時に地元開催の男子ツアー「バンテリン東海クラシック」(愛知・三好カントリー倶楽部)を観戦し、ゴルフにはまった。憧れは松山英樹石川遼で、夢は「マスターズ」を含めた海外4大メジャー制覇だ。

兵庫小学校(愛知・東郷町)に通っており、同級生にプロの試合に出ることを報告したが、反応は鈍かったという。「ゴルフを知っている先生たちの方が反響大きいです」。取材を終えると、大人顔負けの慣れた振る舞いで記者らと名刺交換した。名刺にはこれまでの経歴に加えて、自身の公式サイトやInstagram、TikTokの情報まで明記されていた。

予選通過となれば、2009年「VanaH杯KBCオーガスタ」の伊藤誠道(14歳20日)の記録を大きく更新する。「パーセーブしていくゴルフをしていきたい。短いところではしっかりとチャンスにつけて、いいスコア、いいプレーしたい。アンダーで回りたい」。初日は午前7時40分、アウトコースから香川友中西直人とともにスタートする。(兵庫県三木市/玉木充)

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