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日本ツアーのシード獲得には「優勝しかない」 LIV参戦中の香妻陣一朗

◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタ 3日目(24日)◇芥屋GC(福岡)◇7274yd(パー72)◇晴れ(観衆7226人)

コースで常時、音楽が流れるLIVゴルフが主戦場の香妻陣一朗には、グリーン周りに特設スタンドを設け、音楽を流す“DJホール”の12番(パー3)も物足りないようだ。アドレスに入ると周囲が静かになるのがツアーの“常識”だが「もっと音楽をガンガン。キャディとの会話ができないぐらいうるさくてもいい」と話す。

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大音量のLIVでも、ロープ外からの“ヤジ”が聞こえる時もある。「英語が分からないので『あれ?俺に言っているのかな』とかってなるけど、刻もうとしたりすると『ドライバーを握れよ』とか言われているのは分かる」という。

世界トップクラスの選手たちと予選落ちなしの3日間大会を戦う中で、序盤から「全然足りない」と飛距離不足を感じていた。トレーニングをして、ドライバーを変えて、と工夫を凝らしたことで昨季より10ydはアップした。成長できる環境だったからこそ、来季もLIVで戦いたい思いは強い。

しかし、そんなLIVゴルフも今季12戦を終えた。4月「アデレード」の9位以外は目立った成績は残せず、残る個人戦は9月13日開幕の「シカゴ」だけ。そこで優勝に近い結果を出さなければシード獲得は望めない。一方で、日本ツアーの出場権も2022年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」優勝で得た2年シードが今年で切れる。

来季のプランが立たない中、首位と1打差2位から出たこの日、ボギーなしの6バーディ「66」で回り、通算16アンダーで単独首位に立った。開幕2日前の深夜に帰国し、まだ時差ぼけも抜けていないが、悠長なことは言っていられない。「試合数の関係で今年は優勝しないと日本ツアーのシードは取れない。なかなか難しいけど、優勝するしかない。グリーン上が勝負だとは思う。集中してやりたい」。来季のLIV継続参戦の希望を持ちつつも、まずは日本で“職場確保”を目指す。 (福岡県糸島市/石井操)

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