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トイレタイムで“緩んで”失速も… 尿の色を気にする吉田泰基

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 3日目(13日)◇ザ・ノースカントリーGC(北海道)◇7096yd(パー71)◇晴れ(観衆2319人)

バーディ発進から3番(パー5)でチップインイーグルを奪い、前半アウトで5つ伸ばして通算11アンダー。勢いに乗って後半へ…と思った吉田泰基(よしだ・たいき)が失速した。11番でティショットを左ラフに入れ、12番(パー3)はバンカーにつかまって連続ボギーを打ってしまった。

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「前半にトイレを我慢して一度も行かなかったんで、いい具合に力が入ってたのかも。ハーフターンでトイレに行って、緊張感が抜けちゃいました」。ホッとして緩んだのか? まあ、上がり3連続バーディで挽回した「65」で首位と4打差にしたから、笑い話ではある。

吉田にはトイレ、もっと言えば排尿が大事なルーティンだ。プロ転向した日大4年の2019年秋頃から“色”をチェックするようになった。ベースにあるのは、トレーニング施設の壁に貼ってあった“尿の色の濃さ”と体調の関係を記した表だ。

「その表を覚えているんです。だから水分をよく摂るし、トイレの回数も増えるんです」。そもそもスポーツ選手は、特に夏場は水分補給が欠かせない。吉田の場合、そこに体調チェックが入る。“色”が濃ければ多めに、そうでなければそれなりに。この日、トイレに行ったのが悪かったわけじゃない。我慢して、一度に済ませたのがまずかった。

体調管理に貪欲な26歳にはコース外でもう一つ、ルーティンがある。日々のサウナを欠かさない。元々好きだったが、日大ゴルフ部の先輩で大のサウナ好きで有名な堀川未来夢から“指導”を受けている。「しんどくなってからプラス2分が基本。しっかり心拍数を上げてから水風呂に入る」。一連の流れは約20分。ちなみに水風呂の水温がポイントらしく「15度がベスト。17度とかになると、もう全然違います」と言い切るこだわりようだ。

ツアー参戦5年目、シード2年目で初優勝のチャンスが訪れた。首位と4打差で迎える最終日。「なるべくボギーを減らすこと。フェアウェイキープを大事にして、しっかりピンを攻めていきたいです」。もちろん今晩もサウナに入る。そしてコースに出たら、何度もトイレに入って欠かさず“色”をチェックする。(北海道千歳市/加藤裕一)

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