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「しっかりケアをして」 前週プロ初Vの杉浦悠太が右ひじ痛でプロアマ戦棄権 本戦は出場へ

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 事前(10日)◇ザ・ノースカントリーGC(北海道)◇7178yd(パー72)、7045yd(パー71)

前週の国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」でプロ初優勝を飾った杉浦悠太が開幕前日の10日、右ひじ痛のためプロアマ戦をハーフで棄権した。

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杉浦によると前週の試合中から違和感があり、最終日翌日の8日、朝起きると痛みを感じて、病院でMRI検査などを受けた。「(検査で)異常はなかったです。痛いだけです。スイングのどの部分に影響があるというより、日々の生活の方が(痛みを)感じます」と説明した。

前週は蝉川泰果らとの競り合いを1打差で制する激闘だった。「それだけ厳しい試合だったっていうのも、あるかもしれませんね」と苦笑いを浮かべる。ただ、11日からの本戦については「きょう一日、しっかりケアをして(明日に)備えたいです」と出場する意向を示した。

プロ初優勝の反響は「やっぱり大きかったです」という。SNSなどのメッセージは「3ケタ? そうですね、ありますね」と話したが、昨年11月に史上7人目のツアー競技のアマチュア優勝を飾った「ダンロップフェニックス」の方が反響は大きかったそうだ。

今大会はアマチュアで21年に出場し、37位。今年は9番を予選=パー5(567yd)、決勝=パー4(485yd)にし、日本ゴルフツアー機構(JGTO)主管競技では初めて、予選と決勝でパー設定を替える試みを実施する(9番が予選R=パー5(567yd)、決勝R=パー4(485yd))。また16番(パー3)の距離が予選R=196yd、決勝R=145ydと極端に変わる。「(9番は)パー4だときつい。(16番は)ホールの見え方がかなり変わってきますね」。体調を見極めながら、まずは予選通過、上位争いを目指したい。(北海道千歳市/加藤裕一)

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