2月の米ツアー遠征は父親不在でも問題ないと話す石川遼

日本スポーツ賞で奨励賞を受賞した石川遼が、表彰式直後の懇親パーティに向かう合間に囲みの記者会見に応じ、2月の渡米では父親が同行しないことを明かした。石川の国内ツアーデビュー戦（初優勝）から、昨シーズンもほとんどの試合で石川と行動を共にしてきた父・勝美氏だが、今年2月に控える3試合の米ツアー参戦には同行しないと、石川自らが話した。

1月にタイで開催された「ザ・ロイヤルトロフィ」にも父親が同行したが、「タイの時は、朝の練習も近くで見ていたわけではないし、試合も遠くからしか見ていないので、あまりアドバイスはもらえなかったんです。今思えば、あの試合から父はすでに今回のように帯同しないつもりでいたのかもしれませんね…」と、思い出したように話を進める。

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「父は、妹や弟の試合や練習をもっと見たいと言っていましたので、理解しています。父がいないことで不安になるというよりは、自分ひとりで出来るかという不安はあります。でもゴルフのスイングに関しては、体重移動など明確な課題があるので、その辺は加藤くん（キャディ）にも見てもらって調整をしているので問題はないです」。

勝美氏は、石川の指導方針や自身のツアー同行などに関して「今はその先を考えたり、決める時期じゃない。時期がくれば…」と口にしていた。18歳、そして3月には高校を卒業する石川を、父親として独り立ちさせる時期だと判断したのかもしれない。

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