レジェンドからうれしいサプライズがあった

◇国内メジャー◇BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 事前（5日）◇宍戸ヒルズCC西コース(茨城)◇7430yd（パー71）

木下稜介にとって3年ぶりの優勝は、予想以上に周囲の反響が大きかった。「1勝目、2勝目より沢山の祝福を頂いて」と、「ミズノオープン」後はうれしい忙しさに追われた1週間。やっと4日（火）に開けた祝勝会でも、思わぬ祝福を受けた。

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祝勝会は、「優勝後にたくさん、水をかけてくれた後輩たちと」と堀川未来夢、阿久津未来也、竹安俊也、平田憲聖ら10人ほどで焼肉へ。仲間内に感謝を伝える意味で集まったが、「たまたま隣にいた片山晋呉さんが、ご馳走してくれて。すごくうれしい祝勝会でした」と前週シニアツアー初優勝を挙げた大先輩からサプライズを受けた。ミズノオープン直後は「肉体的にも精神的にも疲れていて」と食欲もわかなかったが、楽しい時間ですっかり体力も回復した。

今週は2021年にツアー初優勝を挙げた大会。大会冠のBMWとは、スポンサー契約を結んでいるホスト大会でもある。「初優勝のこの大会で、人生が変わった1週間だった。ホストプロとして勝ちたい思いは強い」と意気込みつつ、そう簡単に勝てないこともわかっている。「勝ちたいと思って勝てるほど甘いコースではない。自分に勝つだけ」と気を引き締めて大会2勝目を目指す。（茨城県笠間市／谷口愛純）