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今平周吾は8年ぶり全英出場ならず 次戦の国内メジャーに「悔しさぶつけたい」

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 最終日(26日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)◇晴れ(観衆2246人)

16番を終えた時点でトップとは1打差。ダブルボギーを叩いてトップと3打差に広がった17番を、今平周吾は「狭いサイドを狙った結果なので」と振り返った。

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優勝と、上位3位に与えられる「全英オープン」出場権を目指した最終日。終盤まで食らいついたが、「66」をマークした3日目のようには伸ばせなかった。

3番でボギーが先行。前半で3バーディを奪ったが、9番でティショットを大きく左に曲げるピンチ。2打目でもグリーンを捉えられず4オン1パットのボギーをたたき、首位で並んでいた木下稜介を振り払えないまま後半に入った。

拮抗が崩れたのは13番。ラフからの2打目をカラーに外し、パターで打った3打目は2mほどショート。パーパットはカップに蹴られて入らず、このボギーで木下に1打差をつけられた。

「あそこでうまく流れに乗れなかった」とパーが続き、17番を迎えた時点で首位と1打差単独2位。左ラフからピンを狙った第2打は、グリーンに届かずバンカー。カップをオーバーした3打目は傾斜で止まらずエッジまでこぼれて、4オン2パットのダブルボギー。「パーパットも狙って外れて。返しは入れたかったけど、しょうがない」

18番(パー5)でバーディを獲れば、全英出場権の獲得圏内に入る。「最後チャンスはあったので、狙いに行った」と振り返った4mのバーディパットは決まらず、桂川有人と並んで通算9アンダー3位タイでホールアウト。タイに並んだ場合は世界ランキング上位者に全英切符が付与されるため、桂川に譲る形となった。

2016年以来の全英出場は逃したが、今季自己ベストの3位で終えた。1週のオープンウィークを挟み、国内メジャー今季初戦「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」(6月6日~/茨城・宍戸ヒルズCC 西C)を迎える。「調子はだいぶ上がって来た。しっかり体調を整えて、悔しさをぶつけたい」と話した。(岡山県笠岡市/谷口愛純)

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