「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」スコア
2024年 ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!
期間:04/25〜04/28 場所:太平洋C御殿場C(静岡)
「陣くんと同じユニホームを着るのが夢」池村寛世がLIVゴルフを目指す理由
◇国内&欧州男子ツアー共催◇ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント! 初日(25日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)◇晴れ(観衆2725人)
日欧ツアー共催の大会で5アンダー「65」の暫定首位タイと好発進を決めた池村寛世の海外志向は強い。目指す道も明確だ。「アジアからLIVに行けるように」。1月にアジアンツアーの最終予選会を受け、前週もサウジアラビアでプレーしていた。
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LIVゴルフを目標に掲げるのは、今季シード選手としてフル参戦している香妻陣一朗の影響が大きい。同じ鹿児島出身で、ジュニア時代からよく知る先輩。普段の練習はもちろん、海外の試合に出た時はよく食事に連れていってもらった。
昨年12月に香妻がLIVの予選会を受ける直前の台湾での試合も、通過を決めた直後のサウジアラビアの試合でも一緒だった。「いろいろ話も聞いた。小学校の時から知っている身近な先輩が、世界最高峰の場所で戦っている。まだ現実味があるというか、『自分もできるかも』と思える。そこを目指したいな、と」
高額賞金はもちろん魅力的だが、それと同じくらい、数多くのメジャー覇者と同じフィールドで戦えることの意義を強調する。「周りのレベルが高ければ、(同じフィールドで頑張ることで)自分のレベルも上げていける。世界のトップがいるわけですから」と力を込めて言った。
昨年のLIV予選会は、アジアンツアーの優勝者やインターナショナルシリーズの成績上位者にも出場資格が与えられた。「QT(予選会)から自力で出場権を獲って、上のステージで戦いたい。僕の夢というか、陣くんと同じチームでLIVに出ること。同じユニホームを着られたら、いいですよね」と目を輝かせた。(静岡県御殿場市/亀山泰宏)